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ビーチハウスから楽しいお知らせ

波

2020年 代表からのご挨拶

2020.04.15

世が混乱を極め、不安という見えない恐怖がグルグルとめぐる中、ぼく自身は、出来るだけ今までと変わらない毎日を送ろうと、今日までやってきました。
それはコロナ対策を無視するということではなく、この状況を受け止めて、今の自分ができることを見極め、虎視眈々と力強く前に進んでいくこと。
その姿を、見せていく事がコロナと共存する世界で笑って生きていける大切なポイントであり近道だと、直感的に感じだからです。

僕たちの日々から生まれた大切なものは、すでにお金では絶対に買えない、かけがえのない仲間との出会いであり、大切な家族です。これがあれば、どんな未来でも乗り越えていける自信があります。
信頼できる人が1人でもいれば、絶対に大丈夫。だから今はお金を稼ぐより徳を積みましょう。
話が脱線しましたが、伝えたいことは、どんな状況の中でも、楽しむ心だけは忘れずに、ぼくたちは前を向いているという事です。

4月17日にHAZUFORNIA BEACH HOUSEがオープンします。

同じことをやるのが苦手なので、毎年リノベーションしています。
今年の改装期間は2月と3月。見事にコロナ騒動真っただ中です。
世が暗く混沌とするほど、店は陽気なトロピカルカラーになっていきました。

音楽イベントが中止になれば、いつ使用できるのか分からないミニステージを製作し、店外にスピーカーを増やしました。
喜ぶみんなの顔が目に浮かびます。

当初はキッチンとカウンターの拡張するだけの予定でしたが、想定をはるかに上回る150%の完成度で2020年のリノベが終了しそうです。

そんな中、昨日、愛知県にも緊急事態宣言が発動され、不要な外出の自粛が要請されました。

全ての店舗が独自の判断を迫られています。

この状況下で、店を開けてもいいのか。ずっと悩んでいます。周りでも自粛の判断を下す仲間の店も増えてきました。
感染のリスクを無くす事で早く終息をさせる。イタリアやアメリカの状況を見れば、その判断が出来るならするべきだと思います。
だが、自粛に応じた場合の保障は出るのか。営業した場合、感染のリスクをどこまで抑えることはできるのか。
店の経営状況や立地条件など、本当に様々な背景が交差するため、正解のない中で誰もが模索している状況です。
ぼくも、今でも正直悩んでいるのが本音です。

HAZUFORNIA BEACH HOUSEは、店の壁がほぼないため、密閉されることがありません。目の前にビーチが広がっているため、テイクアウト容器での提供を行えば、「密閉」「密集」「密接」をほぼ完璧に防ぐことができる環境です。

さらに、注文口のカウンターにガラスをはめて対面での飛沫感染のリスクを防ぐ対策や、テーブル席の縮小化、屋外での手洗い場の設置、テイクアウトされたお客様へのビーチ用ローチェアの貸し出し、時間短縮での営業など、出来る限りの対策を考えています。

それでも見えない菌への不安は拭い去れないのが事実です。だから、オープンするからと言って、みんなに来て~~~~~~とは言えません。

ただ、何日間もずっと部屋に篭るのは、精神的にも肉体的にも辛いものがあります。
人が健康な体を維持するには、1日の中で少しでもいいから、外の空気を吸って体を動かしリフレッシュできる環境が必要です。
そのための散歩と運動は自粛要請の中でも認められています。

だから、家にいて気持ちが落ち込んだり、どうしても外の空気吸いたい、今ビーチで寝転んだら少し心が元気になる方は、ドアtoドアでお越しください。

※間違っても体調の悪い人は来ちゃ絶対ダメですよ!!STAY HOME!!基本家にいよう!

いつまで続くか分からない自粛要請の中で、必要な人に届く、必要な場所としてあり続けられるように、今できる精一杯の気持ちと対策で、4月17日のオープンを迎える予定でいます。
何度も言いますが、必要な人に届く必要な場所でありますように。

最後に、経済と自然と人とのバランスが崩れ、コロナが生まれてしまったのであれば、今まさに、僕たちは生活から見直していく必要があります。
菌が生まれたのは中国の武漢かもしれないけど、ぼくらの生活には中国製品が溢れ、世界中が中国と関係を持った上で経済発展してきました。
誰かのせいにするのは辞めて、世界中で改めて何のためにそんなに頑張ってるかを考え直して、むやみな攻め合いを始める前に、コロナの問題が終息する道が見つかることを強く願っています。

なにより、みんなとハグして笑い会える日を楽しみにしてます。

ハズフォルニアビーチハウス 代表 鈴木達朗

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